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令和 3年 9月 8日教育福祉常任委員会−09月08日-01号

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  1. 富津市議会 2021-09-08
    令和 3年 9月 8日教育福祉常任委員会−09月08日-01号


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    最終取得日: 2022-12-23
    令和 3年 9月 8日教育福祉常任委員会−09月08日-01号令和 3年 9月 8日教育福祉常任委員会               教育福祉常任委員会議事録 1.日  時  令和3年9月8日(水)午前10時 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   諸 岡 賛 陛 君       三 富 敏 史 君       福 原 敏 夫 君   佐久間   勇 君       平 野 英 男 君       千 倉 淳 子 君   関     努 君       福 田 好 枝 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   渡 辺   務 君 1.委員外議員   石 井 志 郎 君       山 田 重 雄 君       猪 瀬   浩 君   宮 崎 晴 幸 君 1.出席説明員   副市長        小 泉 義 行 君   教育長        岡 根   茂 君   市民部長       鹿 島 和 博 君   納税課長       神 子 丈 夫 君
      健康福祉部長     坂 本 秀 則 君   子育て支援課長    中 山 淳 子 君   介護福祉課長     長谷川   栄 君   健康づくり課長    藤 嵜   勉 君   国民健康保険課長   平 島 光 洋 君   教育部長       平 野   勉 君   生涯学習課長     樋 口 峰 昭 君   公民館長       平 野 隆 志 君 1.出席事務局職員   事務局長       重 城   祐     主幹         大 川 美佐子   係長         三 木 貴 好     副主査        渡 邉 秀 樹 1.議  事    (1)議案第6号 富津市国民健康保険出産費資金貸付基金条例を廃止する条例の制定について    (2)議案第11号 令和3年度富津市一般会計補正予算(第6号)             (議会委員会条例第2条第2項第2号該当のもの)    (3)議案第12号 令和3年度富津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)    (4)議案第13号 令和3年度富津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)    (5)議案第14号 令和3年度富津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)           ────────────────────────                    開     会           令和3年9月8日(水) 午前9時58分 開会 ○委員長(諸岡賛陛君) 皆さん、おはようございます。  ただいまから教育福祉常任委員会を開会いたします。           ────────────────────────                    委員長あいさつ ○委員長(諸岡賛陛君) 委員並びに執行部の皆さんには、お忙しい中、御出席をいただきましてありがとうございます。  本定例会において、当委員会に付託されました案件は、お手元の会議次第のとおり、議案5件です。よろしく御審査のほどお願い申し上げまして、私からの御挨拶といたします。           ────────────────────────                    議長あいさつ ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、議長から御挨拶をお願いします。議長、渡辺 務君。 ○議長(渡辺務君) 皆さん、おはようございます。  コロナが、市内での感染者が毎日のように、当たり前のように報告されています。そういう日が続いています。  全国的には、少し数は収まってきたようなんですけど、まだまだ予断を許さない、そういう状況にあると思います。  そんな状況の中で、議会の果たすべき役割、それから行動というのがますます市民に注目されるようになってきていると思います。  本委員会は、市の健康保健事業を決定する重要なものに位置されているわけですので、皆さんの意義のある議論を期待して、挨拶とさせていただきます。  今日はよろしくお願いします。 ○委員長(諸岡賛陛君) ありがとうございました。           ────────────────────────                    執行部あいさつ ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、執行部を代表して、副市長から御挨拶をお願いします。副市長、小泉義行君。 ◎副市長(小泉義行君) おはようございます。  教育福祉常任委員会の開会にあたりまして、御挨拶を申し上げます。  委員の皆様には、9月定例会開会中の大変御多用の中、本委員会を開催していただきまして、誠にありがとうございます。  本委員会に付託されました議案は、議案第6号 富津市国民健康保険出産費資金貸付基金条例を廃止する条例の制定についてのほか4件でございます。  詳細につきましては、後ほど御説明申し上げますので、御意見、御指導賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ではございますが、開会にあたっての挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(諸岡賛陛君) ありがとうございました。           ────────────────────────                    委員長の報告 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、私から御報告します。  本日、委員外議員として、石井議員山田議員猪瀬議員宮崎議員が出席していますので、御了承願います。  以上で、報告を終わります。  次に、委員外議員にお尋ねします。発言の申出はありますか。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 発言をさせていただくかもしれません。 ○委員長(諸岡賛陛君) 発言があるようですので、ここでお諮りします。  委員外議員の発言を認めることに、御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 異議なしと認め、委員外議員の発言を許可することとします。  なお、委員外議員の発言は、各委員の質疑終了後、答弁を含め5分以内としますので御了承ください。  ここで、傍聴の許可についてお諮りします。  本日、傍聴の申出があり、これを許可したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 異議なしと認め、許可します。  ここで、傍聴者に入室していただきますので、しばらくお待ちください。                  〔傍聴者入室〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、説明員の方に申し上げます。  本委員会に付託されました補正予算に関する議案のうち、人事異動に伴う人件費補正については、説明を省略していただいて構いませんので、よろしくお願いします。           ────────────────────────                    議     事     (1)議案第6号 富津市国民健康保険出産費資金貸付基金条例を廃止する条例の制定について ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、議事に入ります。  初めに、議案第6号 富津市国民健康保険出産費資金貸付基金条例を廃止する条例の制定についてを議題とします。  議案に対する説明を求めます。国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) 議案第6号 富津市国民健康保険出産費資金貸付基金条例を廃止する条例の制定について御説明いたします。  恐れ入りますが、議案等つづりの12ページをお開き願います。  本基金は、被保険者の出産費用医療機関への支払いと出産育児一時金の受け取りに時間的な差があることから、被保険者が手元に出産費用を用意しなければならないといった経済的負担を軽減するために、平成13年に設置されました。  その後、各保険者が医療機関へ直接、出産育児一時金を支払う仕組みが創設され、その直接支払制度の普及に伴い、出産費貸付制度の意義が形骸化し、平成23年5月以降は、10年間にわたり利用されておらず、所期の目的を達したことから、条例を廃止するものでございます。  以上で、議案第6号についての説明を終わります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 執行部の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) では、出産育児一時金の医療機関への直接支払制度の普及に伴いということなので、まずちょっと端的に伺いたいんですけれども、保険者が医療機関へ直接支払うようになった制度、これ、いつから始まったのか、まずそこを教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  直接支払制度は、平成21年10月に開始されております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 分かりました。これ、聞くところによると、年々出産に係る費用が高くなっているというふうに聞くときがあります。この一時金に関してはもともと30万だったと思うんですけれども、それが35万円になり、現在42万円ということだと思います。ただ、やっぱり先ほど申し上げたように、年々費用がかさんでなかなかこの42万円ではカバーできないケースが増えていると聞きます。  実際、富津市で直近の実績で構わないんですけれども、国保加入者で、この一時金を支給した方々の出産にかかったその実績、どのぐらいのコストがかかっているのか、分かれば教えていただきたいと思います。
    ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  令和2年度の支給件数につきましては16件で、このうち14件が42万円以上の分娩費用等を負担しております。  なお、令和2年度に被保険者が医療機関へ支払った額ですけれども、最低につきましては47万2,000円、最高で67万7,000円、平均ですと56万7,000円でございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) やっぱり私が把握していたというか、聞いていた話と実際そうだなと、ただ、67万円ですか、かなり足が出ている方がいるんですけれども、実際、国のほうでも今年度に関して一旦見送りになったと思うんですけれども、この額を50万円にしたほうがいいんじゃないかとか、増額に関する議論のほうが進んでいると思います。  引き続き、国会のほうでも議論続いていると思うんですけれども、これ、もし情報として分かれば、話せる範囲で、その増額に向けた動き、どうなっているのか、そのあたりちょっとお聞かせいただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  現在、国から正式な通知等はございませんが、厚生労働省社会保障審議会医療保険部会においては、出産費用の実態を詳しく調査した上で、令和4年度以降に引き上げを検討したいということを聞いております。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 平野委員とほとんどダブりましたので、それは割愛しますので、この一時金の平均値42万円ということで出していると思うんですが、令和2年度、16件のうちの平均は56万7,000円と最低が47万円ということで、この出産に関しては通常の出産ならばいいんですが、異常分娩とか、夜間、休日等があると思いまして、これは特別加算になると思うんですが、市独自では、その特別加算に関しての追加的な措置を考えるということは可能なんでしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  出産育児一時金の支給額は、富津市国民健康保険条例において42万円と規定されております。  現在のところ、夜間や休日出産あるいは異常分娩等特別加算がございません。 ○委員長(諸岡賛陛君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。これはまた条例のほうも改正のことも必要かもしれませんけれども、令和2年度の出産件数が16件ということですので、数多い出産ではございません。その中で特別加算分ということがあるということに対して、市独自で考えてもらえるような仕組みも必要なのかなと、そう思いました。これは、今後検討していただければいいと思います。  以上です。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 基金を廃止するということですから、残高が今どのぐらいあって、それは一般会計に繰り入れられるという認識でよろしいでしょうか、お願いします。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  現在、残高は300万円ということになっておりまして、国民健康保険特別会計の雑入に収入後に、国民健康保険基金に積み立てることを考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) よろしいですか。 ◆委員(千倉淳子君) 大丈夫です。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ございませんか。関 努委員。 ◆委員(関努君) 今回の42万円ということで、貸付金の条例を廃止するということで、10年間申込がないということで聞いて、半分安心した部分はあるんですけれども、現在の出産に対して、産院によっては予約金がやっぱり10万円とか15万円とかという前金で支払わなければいけない病院も数多くあるように聞いております。  この42万円に対して、その病院にどのタイミングで市から振り込みをされるのかということと、もし、この予約金に対して、今後何かフォローを考えられればななんていう部分もあるんですがいかがでしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) 直接支払制度出産費用の支払いについては、被保険者と医療機関等出産育児金の支給申請及び受け取りに係る契約を結んだ後、医療機関等が被保険者等に代わって、保険者に出産費用の申請を行い、直接、出産育児一時金を支払う制度になります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) すみません、私が事前に通告しておけばよかったんですけど、すみませんです。ですから、市のほうに例えば出産届が出ていたのかとか、あとは病院からそういった通知が来た時点で振り込むのか、その辺だけでももし分かれば。 ○委員長(諸岡賛陛君) 関 努委員。 ◆委員(関努君) すみません、私が事前に通告していないので申し訳ないです。  じゃあ、予約金が必要な病院とかがございますので、そこに対する、もし今後の対応可能な考えがもしあればお聞かせ願いたいし、なければないで結構でございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) 今、特に予約金に対するフォローというか、そういったものは考えておりませんが、今後、研究していきたいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、委員外議員にお尋ねします。御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。  反対討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 賛成討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第6号について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 起立全員です。よって、議案第6号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────     (2)議案第11号 令和3年度富津市一般会計補正予算(第6号)              (議会委員会条例第2条第2項第2号に該当のもの) ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、議案第11号 令和3年度富津市一般会計補正予算(第6号)(議会委員会条例第2条第2項第2号に該当のもの)についてを議題とします。  議案に対する説明を求めます。納税課長神子丈夫君。 ◎納税課長神子丈夫君) それでは、議案第11号のうち、市民部に係る、補正予算について御説明申し上げます。  別冊、令和3年度富津市一般会計補正予算書(第6号)の15ページを御覧ください。  2款総務費2項徴税費2目賦課徴収費のうち、賦課徴収関係費の12節委託料の電算業務委託料64万5,000円は、令和元年度から実施しているクレジットカード納付について、ヤフー株式会社が運営するヤフー公金支払いを利用しておりましたが、令和3年度末をもって、事業から撤退、終了するとのことから、クレジットカード納付を継続するため、株式会社エフレジが運営するエフレジ公金支払いを新たに利用するための初期費用でございます。  次に、同22節償還金利子及び割引料の過誤納還付金1,300万円は、昨年度、法人市民税におきまして、予定申告による納税額が確定申告による納税額を上回ったことにより、差額を還付する必要が生じましたので、既定の予算では不足する見込みとなったため、補正しようとするものでございます。  以上で、市民部所管に係る説明を終わらせていただきます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 子育て支援課長中山淳子君。 ◎子育て支援課長中山淳子君) それでは、健康福祉部所管について、御説明を申し上げます。  補正予算書の5ページを御覧ください。  第2表債務負担行為は、青堀保育園園舎等取得事業であり、社会福祉法人高砂福祉会が撤退を表明した青堀保育園次期事業者を公募するにあたり、園舎等を高砂福祉会から市が取得する契約を締結するため、債務負担行為を設定するものです。  歳出予定年度は令和4年度、限度額は、平成18年4月に市から無償で譲与した以降に、高砂福祉会が改修、設置等の投資を行った固定資産の引渡時における台帳簿価相当額3,969万5,000円を限度額としています。  20ページを御覧ください。  3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費国民健康保険事業特別会計繰出金のうち、国民健康保険事業特別会計事務費操出金22万2,000円の増額は、クレジットカード納付取扱事業者の変更に係る経費です。  次に、5目老人福祉費新型コロナウイルス感染症の流行下における一定の高齢者等への検査助成事業313万6,000円は、令和2年度に実施した検査助成事業に係る国庫補助金返還金です。  22ページを御覧ください。  2項児童福祉費1目児童福祉総務費子育て応援きずな事業22万1,000円は、きずなLINE配信に係るメール配信委託料及びソフトウエア使用料で、きずなLINEに登録いただいている方の利便性を上げるため、追加で必要となった経費です。  同じく1目の未熟児養育医療助成事業143万6,000円は、当初に見込んだ医療給付費の不足が見込まれることから増額するものです。財源は、未熟児医療扶養義務者負担金及び国、県それぞれの未熟児医療助成事業負担金で、国2分の1、県4分の1の負担割合です。  次に、3目母子等福祉費ひとり親家庭支援事業633万4,000円は、ひとり親家庭等医療費等助成の経費であり、当初に見込んだ医療費に不足が見込まれることから増額するものです。財源は、ひとり親家庭等医療費等助成事業補助金で、県2分の1の負担割合です。  次に、5目子ども・子育て支援費の子ども・子育て支援事業8万9,000円は、新たに実施する子育て短期支援事業に必要な委託料を増額するものです。財源は、子育て短期支援事業利用者負担金及び国、県それぞれの子ども・子育て支援交付金で、国、県、市が3分の1ずつの負担割合です。  23ページを御覧ください。  7目子育て世帯臨時特別給付費子育て世帯臨時特別給付事業88万9,000円及びひとり親世帯臨時特別給付事業1,100万6,000円の国庫補助金返還金は、それぞれ令和2年度の給付に係る事務費及び事業費が確定したことに伴う返還金です。  以上で、健康福祉部所管に係る説明を終わります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) それでは、教育部所管に係るものにつきまして、御説明申し上げます。  補正予算書の37ページをお開きください。  10款教育費4項社会教育費4目市民会館費市民会館管理運営費の修繕料182万8,000円は、建築後32年を経過した市民会館電動式移動観覧席を稼働させる制御基板が経年劣化により故障したことから、交換修繕するための経費を計上するものであります。  次に、6目文化財保護費文化財保護関係費の2,612万5,000円は、鋸山の日本遺産認定に向け、3年間の調査研究や人材育成などの地域活性化事業に取り組むため、鋸南町と活用推進協議会を設立したことに伴う、本市の負担分を計上するものであります。なお、負担割合は人口比などにより決定しております。  次に、事業に関連します歳入について御説明いたします。  戻りまして、10ページを御覧ください。  17款県支出金2項県補助金8目教育費県補助金2節社会教育費補助金の22万6,000円は、社会教育総務費会計年度任用職員人件費増額補正である家庭教育支援員に係る報酬に対する家庭教育支援チーム設置推進事業補助金を増額するものであり、補助率は3分の2であります。  11ページを御覧ください。  22款諸収入5項雑入5目雑入2節雑入の鋸山日本遺産候補地域活用推進協議会負担金返還金1,305万6,000円は、鋸山日本遺産認定に向けた地域活性化事業が国の地域活性化事業補助金補助対象でありますが、当該推進協議会へ年度末頃に交付されることから、歳出で計上しました推進協議会負担金のうち、補助金相当額を交付後に返還してもらうため、計上するものであります。  次に、23款市債1項市債6目教育債3節社会教育債の570万円は、富津公民館屋内消火栓を稼働するための非常用発電機の一部に異常があり、修理しようとしたところ、既に部品を製造する業者がなく、また、設備全体が経年劣化による危険性もあるため、6月に予備費により、緊急に更新工事を実施したことから、その工事費に係る財源として、公民館整備事業債を計上するものであります。  お戻りいただきまして、6ページを御覧ください。  最後に、第3表地方債補正は、ただいま御説明いたしました富津公民館常用発電機更新工事に係る公民館整備事業債570万円を追加するものでございます。  以上で、教育部所管に係る説明を終わります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 執行部の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 37ページ、お願いします。  文化財保護費、鋸山の日本遺産への新たに申請した件でお伺いをさせていただきます。  まず、経緯を伺いたいんですけれども、去年一度、残念ながら日本遺産登録にならずということで報告を受けていたんですけれども、今回、報道発表でもあったんですけれども、これは敗者復活戦と言ったら、そういう例えでいいんでしょうか。この敗者復活戦で、また新たに申請を受け付けるということで、候補地が20件あって、そのうち3件が候補に認定されたと伺っています。  先日の一般質問の答弁の中でもありましたけれども、その3件の中に北海道の小樽市、京都市、そして、我が富津と鋸南のこの連合が、この3件がこの3年間再審査を受けることになったということなんですけれども、改めてこの敗者復活戦が始まった経緯を教えてください。
    ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) お答えします。  富津市と鋸南町は鋸山の鋸南側の日本寺を中心に展開する仏教関連遺跡などと、富津市側に残る石切場跡の産業遺跡などを一体化させ、鋸山が日本遺産に認定されることを目指して、令和元年度に「鋸山」日本遺産認定推進協議会を設立し、令和2年度の日本遺産認定を目指しましたが、残念ながら認定には至りませんでした。  日本遺産の募集につきましては、令和2年度で認定件数が文化庁の目標とされた100件を超え、104件になったことから、令和2年度の募集をもって当面最後とされたところです。  しかしながら、認定地域の中でも活用に温度差があるということから、日本遺産として認定する候補となり得る地域として、候補地域が新設されまして、2月に募集が開始されました。  鋸南町と連携して、改めて文化庁に申請したところ、7月16日に発表がありまして、日本遺産候補地域に認定されたというところであります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。  今回、3地域で競うことになったわけなんですけれども、さらにこれで発表でもあるんですけれども、現在、日本遺産に登録されている団体の中から、新たに再審査を受けることになった4つの団体があるというふうに伺っています。  その4つの団体からしたら、ある意味必死な状態だと、追い込まれた状態だと思うんですけれども、具体的にどこかというところが知りたいんですよね。競う相手がやっぱりはっきり明確に分かったほうが具体的な戦略、戦術も立てやすいと思いますので、既に日本遺産だけれども、再審査を受けることになった4つの団体を教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) お答えします。  文化庁の発表によりますと、平成27年度に認定された日本遺産18件について、日本遺産審査評価委員会の総括評価を経て、14件を認定継続とし、4件が再審査となりました。  再審査は、岐阜県岐阜市、鳥取県三朝町、島根県津和野町、最後に、福岡県筑紫野市など6市町と佐賀県基山町の4件であります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 分かりました。その4つの団体に関しては、自分のところの心配が第一なので、よそのところの心配をしている状況ではないんですけれども、先方も必死だと思うんですけれども。  今回、3件、小樽、京都、富津鋸南のこの連合体ありますけれども、これ最終的には文化庁が判断することなので、今、執行部でこれ回答できるかどうか分からないんですけれども、3年後に、この3団体が全て認定される可能性があるのか、それとも1つの団体のみの認定なのか、そのあたりちょっと分かれば教えていただきたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) まず、文化庁の発表によりますと、再審査となった4件につきましては、秋以降に再審査結果を公表するということでありまして、今年度から、既に認定されている日本遺産の認定取り消し制度が開始されます。  富津市鋸南町、そして小樽市、京都市の3件につきましては、3年後に行われます日本遺産審査評価委員会の総括評価の結果がよければ、日本遺産に認定される可能性が十分あるというふうに認識しております。  今年度から3年間、鋸南町及び地域、そして関係団体などと連携しまして、鋸南町の資源を生かした地域活性化事業を着実に実施してまいりたいと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 議案の資料5ページ、債務負担行為について、いま一度お聞きいたします。  市から、この民間に移譲いたしまして運営する事業者、高砂福祉会ということで引き継いだと思うんですが、この事業者が増設とか改修とかしたということで、このたびこの運営から撤退することによって、市がその部分を買い戻すというような話だと思いますが、この増設、改修等は引き渡す前に市がやらなければいけなかったものか、必要なものだったことかどうか、それをちょっとお聞きします。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。子育て支援課長中山淳子君。 ◎子育て支援課長中山淳子君) お答えいたします。  法人が使用している間に、経年的に劣化したものについて投資したものと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) その経年劣化によって、増設もしくは改修ということでやったと思うんですが、今後また、その保育園運営をしていくに当たって、必要なものかどうか、過剰なものならば元に戻してもらうという一般的には大家の考えでいると、元に復するというのがありますけども、そこでちょっとお聞きしたい所有権の問題が関わってくるんじゃないかなと思うんですが、この債務負担行為として、買い戻すことについて、事業者との話合いの結果でしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。子育て支援課長中山淳子君。 ◎子育て支援課長中山淳子君) お答えいたします。  法人のほうの希望等も聞きながら、その内容について精査しておりまして、今後の移管に向けて協議を今の段階もしておるところでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。次、行っていいですか。  11ページ、お願いします。  市債についてですけれども、これは23款1項6目の教育債と関連しますけども、これ37ページにありますけども、先ほど説明いただきました富津公民館屋内消火栓用の非常用発電機が壊れて、もう修理もならないということで、予備費で充当してやったと、その財源の内訳的なもので、当初、公民館整備事業債として570万円をつけて、一般財源392万3,000円を減額していますけども、その理由を教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。公民館長、平野隆志君。 ◎公民館長(平野隆志君) お答えいたします。  市債については、地方債事業の防災基盤整備費を活用しております。  充当率は75%になりますので、事業費766万5,000円のうちの570万円が起債額となります。  先ほど、392万3,000円についてですが、こちら一般財源を対応しておりませんで、予備費で対応しております。よって、市債570万円を借り入れたことにより、一般財源が減額となっております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。次の質問、資料20ページをお願いします。  老人福祉費について、3款1項5目です。  この新型コロナウイルス感染症の流行下における一定の高齢者等への検査助成事業ということで313万6,000円がかけてありますけど、それについてお聞きしたいんですが、これ施設入居者のことを言っているのかなと思いますけども、一定の高齢者とは、また、助成対象と検査内容を教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えいたします。  事業名にあります一定の高齢者とは、イコール、助成対象者であり、本事業の助成対象者は65歳以上の高齢者及び基礎疾患を持つ市民の方であります。  検査内容としましてはPCR検査であり、本人の希望により、市指定の医療機関で検査を受けた場合に、検査費用の助成を受けることができるというものです。 ○委員長(諸岡賛陛君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ちょっと、私、勘違いしたかもしれません。  65歳以上もしくは基礎疾患のある希望者ということで、施設入居者の限定とかではないんですね。もう一度お聞きします。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えいたします。  施設入居者も含めて65歳以上の高齢者、基礎疾患を持つ方が対象となります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございました。  もう1点、10ページのところで、ちょっとこれは通告してありませんでしたけども、家庭教育支援チーム設置推進事業ということで、家庭教育支援チームとはどういうことをやるか、ちょっと教えてください。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) お答えします。  家庭教育支援チームにつきましては、家庭教育指導員及び支援員として3名雇用しております。その方々が現在活動している内容としまして、放課後ルームなどを中心に活動しているわけですが、その家庭教育指導員、支援員を中心として、またその周りでサポートする方たち、そこの連携をしていくという方たち、周りのサポートをしている方たちも含めて、支援チームという形で活動を行っているところです。 ○委員長(諸岡賛陛君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) その支援チームがあるところの学校とか、ないところの学校とかって出てくると思うんですが、その3名というようなことを聞いたんですが、現にどのぐらい、どの学校でとかでというのは、具体的なところは動きがあるんですか。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) お答えします。  家庭教育指導員及び支援員の活動といたしまして、現在、中央公民館と富津小学校、環小学校、この3か所で週に1回、放課後ルームを運営しております。  その中で、放課後の子供の居場所づくりや体験活動、また保護者の相談に応じるというような活動を行っているところです。 ◆委員(佐久間勇君) ありがとうございました。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 佐久間委員の御質問にもございましたが、5ページの青堀保育園の取得事業についてお聞きしたいと思っておりますが、これはもともとは契約期間というのがあったんでしょうか。今回は契約期間途中の企業のほうからの申入れでの解約ということにはならないんですか。そうなったとすれば、違約金というものというのは発生しないのかというところをちょっと教えていただきたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。子育て支援課長中山淳子君。 ◎子育て支援課長中山淳子君) お答えいたします。  高砂福祉会と市との間では、移管条件等を定めた覚書、また保育所として使用用途を指定し、無償で30年間使用させる土地の使用貸借契約、同様に、保育所目的に使用用途を指定した建物無償譲渡契約を取り交わしております。  市と法人の間には、30年間保育所を運営することの義務づけと、たがえた場合に違約金を請求する定めはありません。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) そうですか。その違約金という定めがないというところなんですね。分かりました。  あと、これ園舎ということだと思うんですけど、金額は建物だけと思われるけど、土地のほうはどうなっていますか。市の所有になっているんでしょうか。貸与でしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。子育て支援課長中山淳子君。 ◎子育て支援課長中山淳子君) お答えいたします。  この限度額に含まれているものは、園舎及び建物に附属する設備、また、大型遊具等の構築物であり、土地は無償で貸付していたものを返還していただきます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 分かりました。途中で申し入れで解約ということなので、ちょっと市がこれを買い取るというところがどうなのかなというふうには思っておりますが、説明はよく分かりました。ありがとうございました。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。福原敏夫委員。 ◆委員(福原敏夫君) それでは、ちょっと私も関連しますけれども、そもそもこの案件については、土地は貸付、建物は譲渡という契約だったと思いますけれども、やってみて経営的には大変だということで、つまりは撤退という形になったと思います。  そこで、当初の契約で、そういう建物についての備品交換のときに、そのものは富津市が負担するとか、あるいは経営者の高砂さんのほうで負担するとかというのは、特には契約時はないんですか。ちょっと確認でお願いをいたします。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。子育て支援課長中山淳子君。 ◎子育て支援課長中山淳子君) お答えいたします。  土地の貸付のところで、契約の中に、「乙は、この土地の通常の必要費を負担する。この請求については甲に請求しないものとする」とか、その後の建物の改修についても乙の負担で、その施工につきましては、市に事前協議を行った上で実施することというような約定をしております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福原敏夫委員。 ◆委員(福原敏夫君) そうしますと、この問題については、途中で設備の不備等、あるいは増設したかも分かりませんけれども、そのときには市との相談はございましたでしょうか。これこれが不便でございますので、こういう機種のものを設置しますという相談はありましたか。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。子育て支援課長中山淳子君。 ◎子育て支援課長中山淳子君) 当時、法人から適宜協議があったものと認識しております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福原敏夫委員。 ◆委員(福原敏夫君) そこで、その当初の契約で今お話聞きましたけれども、それについては向こう30年間物を使うということは、大変これは無謀な契約だと、というか、途中で修理が入るというのは目に見えていますけれども、その時点で修繕があったときには、これだけの金額のものが設置されたので、富津市のほうに相談があり、市のほうで許可し、設置したというふうに私は感じ取るんですけども、その結果として、それは市が買い上げるという形になったわけですけれども、恐らくは高砂さんのほうでは向こう30年間使うのに、それだけの設備が必要だったということで、入替えをしたと思うんですけれども、撤退のほうは富津市のほうで出てくれと言ったわけではないので、それは経営上の問題があって撤退としたというふうに私どもは感じ取っているんですけれども、そこら辺で少し、設置したものが、私どもの都合で帰りますけれどもと言ったら、それでは1つお持ちになってくださいと言ったときには、果たして壊して持っていくのかどうかが疑問ですけれども、当初の契約でそのものは市が買い取りますという契約があれば、これもそこまではお話できないと思うんです。そこら辺で、今回、協議した結果だと思いますけれども、富津市が買い取るというふうになったと思うんですけれども、考え方はそういう考えでよろしいんでしょうか。本来ですと、なかなか向こうの都合で設置したものを市が買い取るとなってくると、恐らく私以外にもちょっと不自然だなという考えはおられるんじゃないかと思うんです。ただ、そういうものが市から見て、協議した結果、そういう結果になったということであればまた別ですけれども、そこら辺のお話が多分に私どもに話ができれば、その経緯をこの席で、ああそうか、それならやむを得ないねということができるようなお話があったら聞かせてほしいと思います。特に、これはもうやったものについては、これがいいとか悪いとか私は言いません。その理由が分かればお願いします。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。子育て支援課長中山淳子君。 ◎子育て支援課長中山淳子君) お答えいたします。  改修については、子供たちが安全に保育園で過ごす、安心して衛生的な環境の中で過ごすことができるよう、法人が必要性を認め、また、市もその協議を受けた中で実施されたもので、それについて資産についての価値が向上した部分です。  社会福祉法人も社会福祉法人会計の中で会計処理を行っております。この事業譲渡等に関して、資産価値の簿価に著しく低い価格で相手方に譲渡するということは、法人外流出ということで認められておりませんので、私たちも公認会計士や顧問弁護士等の意見、協議をしながら、御相談をさせていただきながら、こういった、今回、債務負担行為の設定をお願いしているところであります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福原敏夫委員。 ◆委員(福原敏夫君) 最後に、この金額については向こうの提示金額ではなくて、こちらで今話したとおり、様々な面から協議し、その結果として買い取るという決定を下したということでよろしいわけですね。
    ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。子育て支援課長中山淳子君。 ◎子育て支援課長中山淳子君) お答えいたします。  こちらの限度額につきましては、法人が決算、監査等を受けております固定資産台帳の簿価、こちらの市に引渡しを予定しています令和5年3月末の、そのときの相当額になっておりますので、適正なものと考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 福原敏夫委員。 ◆委員(福原敏夫君) はい、了解。終わります。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 22ページのきずなメールの配信の委託で、機能を追加したのでというような御説明があったと思うんですが、どんな機能が追加されたのか教えていただけますか。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。子育て支援課長中山淳子君。 ◎子育て支援課長中山淳子君) お答えいたします。  現在、きずなLINEは、富津市公式LINEを利用して配信しておりますが、これをきずなLINE専用のアカウントを取得し、市公式LINEとは別に発信するために必要な経費です。  機能追加ではなく、より情報を見やすくするために、整備に必要な初期経費です。 ◆委員(千倉淳子君) はい、結構です。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、委員外議員にお尋ねします。御質疑ありませんか。石井志郎委員外議員。 ◆委員外議員(石井志郎君) 高砂会の施設、増築分の買い取りの議論というふうに聞かせていただきました。  昨日の総務産業常任委員会において、金谷小学校の賃貸借についての質問の中で、同じく建物の改築した場合どうするかというような質問が、同じような意味の質疑がされたと思います。  これは健康福祉部関係の方の回答ではなくて、総務部あるいは副市長が出席しておりますので、今のお話ですと、例えば金谷小学校の校舎は無償で貸与して、事業者がそこを改築あるいは増築、あるいは使い勝手よくやった場合に、契約終了後に富津市がそれを返却するときに、例えば請求されたら払わなければいけないという先例になろうかと思います。  契約上ではそういうことないと言っていますが、果たしてその辺は、今後、金谷小学校の契約満了のときの事業者が、今回の高砂会の青堀保育所の建物返還に伴う改築費の補填、そのように解釈させていただくんですが、その辺はどのように考えるかお聞きしたいと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。副市長、小泉義行君。 ◎副市長(小泉義行君) お答え申し上げます。  ただいまの御質問ですが、昨日の総務産業常任委員会では、石井議員おっしゃるとおり、御回答を申し上げております。  これは、これからの金谷の貸付というか、選任したときの条件といいますか、それを申し上げております。  それで、今、論議されておりました青堀につきましては、その当時の協定書、また約束事、土地については使用貸借になりますけど、そういうものとの時限的な問題、それと当時の協定の話合い、それによって決めてございます。  今後についての金谷については、昨日、次長が申し上げましたけども、これからの大きな改造については協議が必要になってきます。ただ、高砂福祉会につきましても協議はしてございますが、今後の金谷の建物等につきましては、その協議があった時点、また契約が11月1日だったか、今後スタートするときまでには、事業者との話合いを詰めて、その辺は解決していくということで考えております。 ○委員長(諸岡賛陛君) 石井志郎委員外議員。 ◆委員外議員(石井志郎君) 高砂会との契約書等、細かいのは議会にも提示されておりません。内容は御説明ありましたが、今回の増築部分あるいは機能改善した部分の対価を富津市が返還されたときに払わないきゃいけないということが、どのような契約になっていたのかというのは、今、副市長がお話した内容だと思います。ただ、話合いの中と契約条項に入っていたのはまた違うと思いますし、何を言いたいかというと、それが今後、富津市が小中学校の統廃合の施設を貸与するときに、同じような条件になるかもしれない。これ法律論分かりませんけど、もし裁判したら負けるかもしれない。なぜかといったら、高砂会の施設にはこういうことをしてやって、何で我々の要望には応えてくれないのかということがあるかもしれない。だから、その辺は十分、今、福原委員からお話ありましたが、やはりちゃんと法律的な論点から回答できるようなことでしていただきたい。それじゃないと今後同じような案件が出たときに、全ての施設に富津市が補填しなきゃいけないという事例の──今回がその大変なときじゃないかと思いますので、言葉選んで発言させてもらっていますが、その辺を十分、今後精査していただきたい。やはりこれ……。 ○委員長(諸岡賛陛君) 石井志郎委員外議員、すみません。 ◆委員外議員(石井志郎君) 時間ですね。ありがとうございました。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 私もこの青堀保育園園舎等取得事業について確認をさせていただきます。  先ほど課長のほうから答弁があった中で、簿価ということがあったんですが、これは平成4年のときの簿価が幾らで、現在の簿価が幾らで、その差額が3,969万5,000円ということだと思うんですけど、そのような解釈でよろしいのかということと、当時の簿価と現在の簿価、もし資料があれば、今お答えいただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。子育て支援課長中山淳子君。 ◎子育て支援課長中山淳子君) お答えいたします。  限度額に含まれております簿価については、市から引き渡しをしたものではなく、その後に法人が工事、改修等を行ったものですので、それぞれの取得年度が異なっております。取得価格につきましては、それぞれの工事費が計上されております。  あと、令和4年度末の帳簿価格でよろしいでしょうか。すみません、ちょっと手持ちにすみません、価格については申し訳ございません。今、資料がちょっと持ち合わせておりませんので。 ○委員長(諸岡賛陛君) 資料については、また後ほどということで。ほかに、猪瀬 浩委員外議員。 ◆委員外議員(猪瀬浩君) 財務規則243条には、その期日までに対応できない場合は、処分の価格による買い戻しの特約を多分、登記に記載をするということが書かれているので行っていると思うんですけど、今、差額ではなくて、現在の簿価で請求が来ているということはちょっと明らかにおかしいと思いますので、当時の簿価と現在の簿価、事業者が示すものの差額を払うということであれば分かるんですけど、そうしていない理由が、弁護士さんが相手も入っているということになりますと、ここはやはりしっかり行っていただかないと、旧金谷小と今後の事業において、同じようにやられてしまうようなことになってしまいますので、そこら辺のところをぜひ市としてどう考えているのか、お答えいただければと思います。 ○委員長(諸岡賛陛君) 副市長、小泉義行君。 ◎副市長(小泉義行君) お答え申し上げます。  先ほどから簿価の話をさせていただいておりますが、これは課長のほうからも先ほど申し上げました法人でございますので、帳簿類しっかりやって、公認会計士も入れていると思います。うちのほうもその資料を全部協議の段階で出させて、うちのほうの公認会計士で──これは不動産ですので、減価償却という見方になるかと思います。そちらのほうでチェックして、契約関係についてはうちの弁護士がいらっしゃいますので、そちらのほうで確認して判断をしておるというのが実情でございます。  先ほどの石井議員の関係もございますけども、過去にうちのほうの賃貸借の関係の契約でちょっとまずい面もございましたこともありましたので、現状では、現在のこれからの契約等につきましては、顧問弁護士のほうとチェックしていただいて、相談しながら新たなものを決めていくようなことで、実務は進めております。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。  反対討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 賛成討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第11号について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 起立全員です。よって、議案第11号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────     (3)議案第12号 令和3年度富津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、議案第12号 令和3年度富津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  議案に対する説明を求めます。国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) 議案第12号について御説明申し上げます。  別冊の令和3年度富津市国民健康保険事業特別会計補正予算書の8ページをお開きください。  初めに、歳出ですが、1款総務費2項徴税費1目賦課徴収費の国保賦課徴収関係費12節委託料の電算業務委託料22万2,000円の増額は、市税のクレジットカード納付取扱事業者の変更に係るコストで、国民健康保険事業特別会計の負担分の経費でございます。  9ページを御覧ください。  6款1項1目基金積立金の補正は、令和2年度からの繰越金の一部及び出産費資金貸付基金の廃止に伴う基金現金を積み立てするもので、3,430万3,000円を増額するものでございます。  10ページをお開きください。  8款諸支出金1項償還金及び還付加算金3目償還金22節償還金利子及び割引料のうち、国庫負担金返還金7万1,000円の増額は、災害臨時特例補助金の精算に伴う返還金でございます。  また、県負担金返還金840万2,000円の増額は、令和2年度に特定健康診査等国庫負担金及び県負担金として概算交付されたものが確定したため、その精算による返還金でございます。  次に、歳入ですが、恐れ入りますが、6ページをお開きください。  6款繰入金1項1目一般会計繰入金のうち、事務費繰入金22万2,000円の増額は、歳出で説明しましたクレジットカード納付取扱事業者の変更に係る国民健康保険事業特別会計の負担分の経費を一般会計から繰り入れるものでございます。  7款1項1目繰越金3,977万6,000円の補正は、令和2年度決算剰余金が3,977万6,328円となることから、3,977万6,000円を増額するものでございます。  8款諸収入2項5目雑入出産費資金貸付基金廃止収入300万円の増額は、出産費資金貸付基金廃止に伴い基金に属する現金を収入するものでございます。  以上で、議案第12号についての説明を終わります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 執行部の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 資料の9ページをお願いします。  国民健康保険基金についてお聞きいたします。  令和2年度は、国民健康保険基金に3,841万5,000円の積立をしております。  本年度の当初は、基金積立が5万円ということで、この2年度の決算の確定に伴い3,430万3,000円の増額補正ということをしていますけども、この基金、現在高が7億3,332万3,000円となっていると思いますけども、この国民健康保険基金の目標額というのがあるんでしょうか。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) お答えいたします。  平成12年度の厚生労働省の通知によりますけれども、国民健康保険基金は、過去3か年の保険給付費の平均額の5%以上に相当する額を積み立てることとされており、富津市の保険給付費で算定いたしますと約2億円になります。  しかしながら、今般の新型コロナウイルス感染症の影響による保険税収入の減少や急激な医療費の増加など、不測の事態に備え、安定的な国保運営を行っていく上では、保険給付費の10%以上の4億から6億程度は必要と考えております。いずれにしても、通知の中でも、5%を超える場合であっても、財政基盤を安定強化する観点から、安定的かつ十分な基金の保有が望ましいとされているところでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) 佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 分かりました。安定的に運営していくためには必要かと思いますので、プラスに転じてもらえれば有り難いと思います。  もう1点、ちょっとこれは特別会計全般のことでちょっとお聞きしたいんですが、この1款の総務費ということで、この毎回毎回この時期になると人事の流れといいますか、毎年度決算の確定以降に人件費が削減されているような気がするんです。  この確定までの臨時職員を使っているものなのか、その人件費削減というのが、他部署への異動したものなのか、その辺をちょっとお聞きしたいんですが。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。健康福祉部長、坂本秀則君。 ◎健康福祉部長(坂本秀則君) お答えいたします。  毎年度決算の確定以降に人件費の削減は行ってはおりませんが、当人件費に係る補正予算につきましては、当初予算策定時には、最終的な配置職員等がまだ決定をされていないため、この4月の組織や職員配置の確定後に人件費に過不足が生じないように補正をするためのものでございます。このため、当人件費に係ります補正予算は、代替職員としての臨時職員を任用しなくなったことや、また4月以降に常勤職員が他の部署や他の会計へ人事異動になったことのための減額ではございません。 ○委員長(諸岡賛陛君) よろしいですか。 ◆委員(佐久間勇君) 了解です。何だか分からなくなった。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、委員外議員にお尋ねします。御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。  反対討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 賛成討論ありませんか。
                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第12号について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 起立全員です。よって、議案第12号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────     (4)議案第13号 令和3年度富津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○委員長(諸岡賛陛君) 次に、議案第13号 令和3年度富津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  議案に対する説明を求めます。国民健康保険課長平島光洋君。 ◎国民健康保険課長平島光洋君) 議案第13号について御説明申し上げます。  別冊の令和3年度富津市後期高齢者医療特別会計補正予算書の9ページをお開きください。  初めに、歳出ですが、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金の後期高齢者医療広域連合納付金事業18節負担金補助及び交付金のうち、過年度収納分保険料納付金1,506万8,000円の増額は、出納整理期間中の収納分の保険料などを千葉県後期高齢者医療広域連合へ納付するための経費でございます。  また、保険料延滞金納付金は、延滞金が当初見込みより減額が見込まれるため1万6,000円を補正するものでございます。  次に、歳入ですが、恐れ入りますが、6ページをお開きください。  4款1項1目繰越金1,505万2,000円の補正は、令和2年度決算剰余金が1,906万2,796円となることから、1,505万2,000円を増額するものでございます。  以上で、議案第13号についての説明を終わります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 執行部の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、委員外議員にお尋ねします。御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。  反対討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 賛成討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第13号について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 起立全員です。よって、議案第13号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────     (5)議案第14号 令和3年度富津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) ○委員長(諸岡賛陛君) 最後に、議案第14号 令和3年度富津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  議案に対する説明を求めます。介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) それでは、議案第14号 令和3年度富津市介護保険事業特別会計補正予算について、別冊の介護保険事業特別会計補正予算書の歳出から御説明申し上げます。  8ページをお開きください。  1款総務費1項総務管理費1目一般管理費の一般総務関係費電算業務委託料の75万円3,000円の増額は、令和3年度介護保険制度改正に係る介護保険システム改修費でございます。  10ページをお開きください。  2款保険給付費2,022万9,000円の増額は、高額介護サービス費等の給付実績の増加に伴うものでございます。  12ページをお開きください。  3款地域支援事業費3項包括的支援事業・任意事業費1目包括的支援事業費146万1,000円の増額のうち、備品購入費5万円は、多職種連携システム導入のためのタブレット端末購入に係るものでございます。  13ページをお開きください。  4款基金積立金4,610万3,000円の増額は、令和2年度からの繰越金のうち、令和2年度に国庫などから概算交付を受けました負担金、交付金の精算を行い、介護保険料の余剰金を介護保険給付費準備基金に積み立てをしようとするものでございます。  14ページをお開きください。  5款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目介護保険料還付金の73万3,000円の減額は、令和2年度における被保険者の死亡や転出などにより、歳入還付が発生するものの手続に時間を要し還付に至らなかった被保険者に対しての令和3年度における歳出還付金でございます。  当初は219万9,000円を予算としておりましたが、調整後の額として、146万6,000円と減になったため、差額の73万3,000円を補正減するものでございます。  次に、2目償還金3,966万9,000円の増額は、令和2年度に国、県及び社会保険診療報酬支払基金から、概算交付を受けた負担金等が精算により超過交付だったことによる返還金でございます。  続きまして、歳入について御説明申し上げます。  お戻りいただきまして、6ページをお開きください。  1款保険料548万2,000円の増額は、保険給付費及び地域支援事業費の支出見込額から負担割合による額を計上したものでございます。  3款国庫支出金444万円の増額は、保険給付費、地域支援事業費及び介護保険システム改修費の支出見込額から、負担割合による額をそれぞれ計上したものでございます。  4款支払基金交付金479万4,000円、5款県支出金の253万8,000円の増額は、保険給付費及び地域支援事業費の支出見込額から、負担割合による額をそれぞれ計上したものでございます。  7款繰入金は一般会計からの繰入金であり、293万1,000円の減額は、保険給付費及び地域支援事業費の支出見込額から、負担割合による額を計上、介護保険システム改修に係る事務費、人件費に係る職員給与費を計上したものでございます。  8款繰越金1項繰越金1目繰越金の8,503万9,000円の増額は、令和2年度決算により発生しました剰余金で、これは令和2年度に国などから概算交付をされた負担金などが、精算により超過交付だったことが主な要因でございます。  以上で、議案第14号 令和3年度富津市介護保険事業特別会計補正予算についての説明を終わります。 ○委員長(諸岡賛陛君) 執行部の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。佐久間 勇委員。 ◆委員(佐久間勇君) 10ページをお願いします。  高額介護サービス事業に2,019万9,000円の増額をしておりますが、この高額介護サービス事業の増額の内訳的なことをもうちょっとお聞きしたいんですが。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) お答えいたします。  保険給付費の増額は、高額介護サービス費等の給付額の実績の増加に伴うものでございます。  給付実績から約2,000万円の不足が見込まれたことによるもので、こちらを計上してございます。 ◆委員(佐久間勇君) はい、分かりました。いいです。 ○委員長(諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。関 努委員。 ◆委員(関努君) 今の件で関連しまして、昨年度実績のこの高額介護サービス費なんですけども、決算書によると9,767件、1億1,989万8,827円という数字だと思うんですけども、ですから、昨年度実績の、今年度の補正予算前の額から比べても、もう既に640万ほど不足しているということから、今回の補正額というものを割り出したということで、そういう認識でいいんですか。 ○委員長(諸岡賛陛君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。介護福祉課長、長谷川 栄君。 ◎介護福祉課長(長谷川栄君) 当初の見込みよりも高額に、介護サービスに係る給付の実績が伸びたということによるものでございます。 ○委員長(諸岡賛陛君) よろしいですか。ほかに御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) それでは、委員外議員にお尋ねします。御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。  反対討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 賛成討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第14号について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 起立全員です。よって、議案第14号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、本日の議題は全て終了しました。  なお、委員会報告書の作成及び委員長報告につきましては、私に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(諸岡賛陛君) 異議なしと認め、そのように取り扱わせていただきます。           ────────────────────────                    執行部あいさつ ○委員長(諸岡賛陛君) 閉会にあたり、執行部から御挨拶をお願いします。副市長、小泉義行君。 ◎副市長(小泉義行君) 閉会にあたりまして、御礼の言葉を申し述べさせていただきます。  本日は、大変御多用の中、教育福祉常任委員会を開催していただき、御意見、御指導を賜りましたこと、誠にありがとうございました。  また、付議されました議件につきまして、原案どおり御可決を賜り、厚く御礼を申し上げます。
     会議の中で、御指導、御指摘をいただきましたことにつきましては、今後、十分留意し、対処してまいりたいと存じます。  本日は、誠にありがとうございました。 ○委員長(諸岡賛陛君) ありがとうございました。           ────────────────────────                    閉     会 ○委員長(諸岡賛陛君) 以上をもちまして、教育福祉常任委員会を閉会といたします。お疲れさまでした。                  午前11時24分 閉会  上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    令和  年  月  日              教育福祉常任委員会委員長  諸 岡 賛 陛...